あずれのヘッドホンブログ

自身で購入したイヤホン・ヘッドホンのレビューや、他のサイトやSNSで話題になっているイヤホンを紹介します。基本的にイヤホンのレビューはAppleのEarPodsと聴き比べて行ってます。

LZ(老忠)「LZ-A4」が届きました♪(開封写真、初試聴の感想など)

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 皆さん、こんにちわ!!今回はLZ(老忠)の新作がHead-fiでとても良い評判だったので「LZ-A4」を購入してみましたよ♪今回もいつもお世話になっているEasy Earphoneさんで購入しました。

 この記事では写真と初視聴の感想などを載せたいと思います。

[外観デザインの印象]

  まずEasyさんで購入すると、SinoEXという配達業者を経由してクロネコヤマトで送られてきました。高いイヤホンを購入するといつもEMS経由で来るのですが、今回から配達方法が変更したみたいですね。

 届けられたものは白いビニールに覆われたものとなってます。これを開けるとダンボールがお出迎えして、そこからやっとイヤホンのパッケージが見えてきます♪

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 パッケージを開けてみると、イヤホン本体と沢山のイヤーピースが出迎えてくれます。LZ-A3Sと比べると大分華やかな印象を持ちますね。

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 箱下にはイヤホンケースやmmcxケーブル、説明書、認定書などがありました。

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 同梱品はイヤホン本体、mmcxケーブル、フィルターを入れるアルミケース、イヤホンケース、沢山のイヤーピース、イヤホンクリップとなります。

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 イヤホンの外観は、ハウジングが樹脂とアルミのハイブリッドで出来ており、価格なりの高級感はあまり感じられませんが、しっかり作られている印象はありますね。ケーブルの分岐部、プラグも樹脂でした。ケーブルに関しては取り回しが良く、スルスルとした質感となっているのでとても扱いやすいなと感じました♪

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[スペック]

 

タイプ: カナル式
ドライバー: ダイナミック・ドライバー1基+バランスド・アーマチュアドライバー2基
色:ブラック
インピーダンス: 16Ω
ケーブル長さ: 1.2m mmcxリケーブル対応
感度: 120dB
重さ: 30グラム
プラグ:3.5mm金メッキ 斜め型
再生周波数帯域: 10-28000Hz

 

[初試聴の感想]

◆試聴環境
 DAP(デジタルオーディオプレーヤー)はiphone4sやXperiaZ3のスマホを主に使用します。

 

 まず、このイヤホンは「背面のメッシュ」と「ノズル」部分が交換できるようになっています。「背面のメッシュ」が黒、青、赤の3種類、「ノズル」が黒、緑、ピンク、赤、青、灰の6種類が付属していて、全部で18通りの音を奏でることが可能となってます。デフォルトで付いていたのは「背面のメッシュ」が黒、「ノズル」が青だったので、まずこの組み合わせを基準に試聴感想を書いていきたいと思います。

 

 背面のメッシュが黒、ノズルが青による第一印象としては「とても透き通っており、中高域の響きを大切にしている」と思いました。Co-Donguriでも似たような感想を述べましたが、LZ-A4ではDonguriで上げていた音の刺さりや音数増加による音の潰れや埋もれている感じがほぼなく、純粋に音がどこまでも伸びていき、自然に心地よく鳴ってくれていると感じました(*´ω`*)LZの前機種であるLZ-A3Sとは打って変わって、個性的な音から大分フラットな作りに仕上げてきたようですね♪

 音の抜けも素晴らしく、閉塞感は全く感じません。音場もDQSM D2のような広さはありませんが、それでも広く感じられます。

 なお、装着感に関してはハウジング部が大きくてフィットしないのではと心配されている人も多いですが、そこはご安心を。意外にもイヤーピースさえきちんとしたものを使えば装着している感じがほぼなくなり、快適に装着できると思います。まるで本当にそこで楽器が鳴っていると錯覚に陥るくらい、耳に負担がかかりません。それでいて、ずっと数時間装着して音楽を聞いていて、イヤホンを耳から外しても、耳鳴りやぼーっとした感じもなく負担がかかっていないことに驚きを隠せません・・・これは凄いです(゚Д゚)

 

 背面「黒」にノズル「青」ではどうやら中高域よりの音質重視になるようです。基本的にLZ-A4はどの曲でも魅力的に表現してくれますが、特に夢の大地/Kalafina」や、「Only Time/エンヤ」などを聞くと組み合わせの魅力を余すことなく堪能できるでしょう。女性ボーカルの響きによる余韻が素晴らしく、各楽器の奏でる音全てが聞こえてくるようです。低域も不足気味に感じず、むしろ少し多いと感じるくらいには量感もあります。

 いやーこの音は2万ちょっとのイヤホンで出せるものではないと思いました。DQSM D2が今までのお気に入りだったのですが、それ以上の性能を併せ持っていると思います。家電量販店においてあるハイブリッド機種のSONY「XBA-N3」や「XBA-H3」などと比べても、解像感や分離などにも引けを取らず、これら2機種の方が低域の量が多いので、もしN3やH3で低域の量が多いと思っている人はこちらのLZ-A4に手を出しても良いと思います。価格も1万程度お得ですし、背面のメッシュとノズルの組み合わせ次第ではN3やH3に近い低域の量を出すことも可能です。

 

 詳しい音の感想は次のレビューで述べていきたいと思いますが、簡単に背面のメッシュとノズルの特性を述べたいと思います。

 背面メッシュはどうやら低域の量を調整する役割があり、青→黒→赤の順番で低域が増えていきます。なので低域少なめが良い人は青、低域多めが良い人は赤を使うと良いということになります。

 ノズルは中高域の量を調整する役割があるみたいですが、個人的にはそれだけではなく色々な音が変わっているように感じましたので、各ノズルで聞いた感想を書きます。なお、これらは全て背面のメッシュは黒で聞いています。

 

→全体的にバランスが取れており、やや低域が主張している音。全体的にはちょっとモヤがかかっている印象。

→奥行きがあり綺羅びやかな音。個性的でうねるようなサウンドで楽しくてノリのある音。

ピンク→独特な音で全体的にモヤがかかっている印象。低域がキッパリ?とした感じ。

→低域の量感も十分感じられて、透き通った音。組み合わせの中ではバランスが一番取れており、聞いていて心地よい。

→中高域の響きが増した音。緑よりも綺羅びやかさでは劣るものの、こちらの方が聞きやすい。

→奥行きのある音。楽器の音が一歩奥へ、ボーカルの音が前へ聞こえてくる。

 

 現時点では上のような印象を持ちました。簡単に試聴しただけなので、適当なレビューで申し訳ありませんが、購入する人は参考にして下さい。ちなみに個人的には背面が黒、ノズルが赤の組み合わせが一番お気に入りとなりました♪以前レビューしたMaxellRF550を彷彿とさせるような音を奏でてくれており、モニターに使えるんじゃないかと思えるくらいフラットで瑞々しい音だと感じました(*´ω`*)

 組み合わせによってはモヤがかかっている音になったりしますが、基本的には解像度、分離、明瞭感共に素晴らしく、ダイナミック1発で作られているのではと思わせるくらい音のつながりが良く感じる一品です。

 

 

 

[今の段階の評価]

 文句なしの素晴らしい逸品だと思いました。特に組み合わせを変えることによって低域重視からフラット、中高域重視、音場重視、ボーカル重視など色々な音質に変えられるのは強みですね。ある意味18個のイヤホンを手にしたと言っても過言ではありませんから^^;ただ、お気に入りの音をいくつか見つけてしまえば、日頃使う組み合わせは数種類になると思います。そして、何よりもハウジングは大きいながら装着感はとても良く、装着している感じもすぐ無くなり、ずっと聞いていても負担がかからないのが凄いです。耳にも優しいイヤホンですね♪

 さて、今回は開封写真や初視聴の感想を言ってみましたがいかがでしたでしょうか。とりあえずエージングをかけた後にまたレビューしたいと思います。そこでは気になった点やオススメの組み合わせなども述べていきますのでよろしくお願いします。

 

 では、今回はこの辺で(*´∀`*)次回にお会いしましょう!!

 

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追記

 先ほどWTSUN Audio」さんから、特別に「LZ-A4」が15パーセントオフになるクーポンコードを頂きました。もし購入される方は是非活用して下さい♪

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