鮮烈な中高域と開放感が魅力な中華ハイブリッドイヤホン!! MusicMaker「TK13(TO12)」 レビュー
皆さんこんにちわ!!本日はMusicMaker「TK13(TO12)」のレビューをしていきますよ♪MusicMakerというと最近中華系のイヤホンで話題となっているメーカーで、販売されるイヤホンにまず外れは殆ど無いことでも有名ですね。インナーイヤー型からカナル型まで多種多様に販売している精力的なメーカーだと思います。
今回はAmazonマーケットプレイスの「WTSUN Audio」から提供いただきました。ありがとうございますm(_ _)m外観から音までしっかりとレビューしていきます(*´∀`*)
なお、このイヤホンは海外では94ドル程度、日本Amazonでは11500円にて販売されてます。
[デザインの印象]★★★★
まずパッケージデザインは黒を基調としており、金のエンボス加工が施された販売店のブランドらしき文字のみとシンプルなものとなってます。パッケージはそこまで大きくないですね。
開けてみるとプチプチがお出迎えしてくれます♪ここは中華らしさを感じますね。
プチプチをはがすとイヤホンケースが出てきます。
イヤホンケースを開けるとイヤホン本体と沢山のイヤーピースがお出迎えしてくれます。
付属品はイヤホン本体、シリコン製イヤーピース(S,M,Lサイズ)、フォーム製のイヤーピース、クリップ、となります。
イヤホンの外観は、ハウジングが樹脂製で出来ていているものの、光沢のある黒でチープな印象は感じられないですね。背面には開放穴として金属製のメッシュが取り付けられており、カッコいいですね♪ただしハウジングの左右を確認するのが背面の文字でしか確認できない点はちょっと気になりますね。触って分かる突起物などが片方にあると分かりやすいのですが・・・
そしてケーブルは銀線で出来ており、取り回しもとても良くスルスルしているので絡まることも無いと思います\(^o^)/
分岐部にはスライダーも付いているので左右のハウジング部が絡まる心配は無いですね。プラグ部はストレート仕様となってます。
(写真は後日あげます)
デザインの総評としては、パッケージはシンプルな簡易的な包装なのでプレゼントなどには向かないものの、本体はしっかりとした作りとなっているので満足度は高いですね。文字がハウジングに刻まれている所なども個人的には好きです♪
[スペック]
タイプ: カナル式
ドライバー: ダイナミックドライバー1基 +バランスドアーマチュアドライバー2基
リモコンマイク:あり(1ボタン)
色: ブラック
重量: 20g
インピーダンス: 20Ω
ケーブル長さ: 1.2m(Y型)4芯OFC対応
感度: 120dB
プラグ:3.5mm金メッキ ストレート型
再生周波数帯域: 10-35000Hz
[音の評価]★★★★☆
◆試聴環境
DAP(デジタルオーディオプレーヤー)はiphone4sやXperiaZ3のスマホを主に使用します。
◆試聴曲
試聴曲は主に「believe/Kalafina」「RAY/BUMP OF CHICKEN」「Who What Who What/凛として時雨」「ピアノ協奏曲第2番/ラフマニノフ」「R.Y.U.S.E.I./三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE」「エンヤ/Only Time」を使用しました。各曲はYoutubeでリンクしておりますので、私の感想と各自で所有するイヤホン(出来ればEarPodsが望ましい)を聞いて、音の違いを想像してもらえたらと思います。
◆リファレンスのイヤホン(基準となるイヤホン)
このブログのリファレンスイヤホンはApple社のEarpodsを使用してます。このイヤホンと聴き比べした上で、音の感想を述べてます。
※エージング(音楽を鳴らし込むこと)は100時間をかけています。
[音のバランス]
低域(ベース、ドラムバスなど)
★★★☆
中域(ボーカル、ピアノなど主要な音)
★★★★☆
高域(シンバル、ハイハットなど)
★★★★★
第一印象としては「綺羅びやかでキンキンキラキラとしたイヤホン」だと思いましたね。音が刺さる時ももちろんありますが、女性ボーカルの豊かな響きやバイオリンの伸びていくような中高域の綺羅びやかさがたまらなく素晴らしいです(*´ω`*)それでいてバランスも取れているのが不思議ですね。ただ、激しいシンバルやギター中心の凛として時雨のようなハードロックを聞くと、その鮮烈な中高域を体の髄まで体感できるような感覚を覚えますね。刺さりまくりますけど(^_^;)Kalafinaのような曲ならば刺さりもそこまで感じなく、自然にそのボーカルの空間に広がる響きやバックで流れている楽器の音を感じますね。
そして何よりもこのイヤホンの特徴は開放感のある音ですね。音が詰まることなく、外へと抜けていくような音色は聞いていて気持ち良いです♪特に生音録音されたものやライブ音源ならば、まるでその場で聞いているかのような錯覚を覚えるくらいには感じますね。
解像度(音のクリアさ)も低価格帯と一線を越すくらい高く、今まで低価格帯ばかり聞いていた人が初めて聞くと鳥肌が立つくらいでしょう。音の分離(各音がきちんと聞こえているか)に関しても、鮮烈な中高域の中にも低域もしっかりと聞こえますので大分良いと思います。ただし中高域の刺さる部分においては音が潰れてるかな?と思う時もありました。
ここからは気になった点をいくつか書きます。
まず、曲によってはサ行や超高音の刺さりを沢山感じますね。「Enigmatic Feeling/凛として時雨」や「heavenly blue/Kalafina」などの高域が激しい曲が該当します。ただし嫌な刺さり方では無いので、最初は違和感があっても聴き続けていけば慣れるかもしれません。もし気になる方は音量をやや下げるか、イヤーピースをフォーム製のものに変えるなどの工夫をすれば刺さりは大分軽減されると思います。
そして、落ち着いた曲もこのイヤホンだと大分明るめでやや派手に聞こえることがありましたね。中高域が鮮烈なので、どの曲も明るめに聞こえてしまいます。
また、低域は量は少なくないものの中高域の量には大分負けているので低域主体の音楽では本領を発揮しないかもしれません。低域の音はやや奥ばっており、少し控えめに鳴っているなとも思いました。
つまりこのイヤホンの特性をまとめるとこんな感じです。
◯非常に綺羅びやかなサウンド。中高域強め、の低域も負けておらず大分明るい音な印象。刺さるくらい綺羅びやかな音色。
◯音は非常にクリアで、音の分離も良いと感じる。ただし激しい曲では音が潰れていると感じることも。
◯音の感度は高く、音量をそこまで上げなくても多めに感じる。
◯音場は広めで、奥行きも感じられるので窮屈さは感じない。
◯開放感もあり明るめの音なので、ライブ音源や女性ボーカル、jpop辺りにはベストマッチ。
以下、試聴曲で気になった曲ごとの感想となります。
「Who What Who What/凛として時雨」のようなやや激しいロックを聞くと、まずシンバルの激しいシャンシャンとしたビートを感じることが出来ます。刺さりまくるものの、激しさをこれでもか!と強調してくるその姿勢には個人的には好感は持てますね。他にもギターによるメロディラインが強調されていて、中高域のジャキジャキとした骨太のある音に酔いしれることが出来ます。そして音の情報量にも驚きますね。各楽器の音も細かく聞こえますし、各音の余韻も繊細に聞こえてて非常にクリアです。
[装着感・音漏れなど]
装着感は、適切なイヤーピースのサイズを選び、きちんと耳に押し込むように装着すれば、違和感なくきちんと装着出来ると思います。なお個人的にはイヤーピースをやや大きめのものを選んだほうがフィットすると感じました。
音漏れはややありますね。iphoneの音量4で~5割程度ならば、音漏れする心配は無いでしょう。なお、このイヤホンは音の感度が高いので、音量を多めにしないように注意して下さい。
遮音性はそれなりですね。やや外音が遮断できる程度だと思います。
[全体評価]★★★★☆
全体として、とりあえずめっちゃキラキラしてるイヤホンが欲しい人にはベストバイなイヤホンだと思いました。中高域の鮮烈さに関してはこの価格帯では中々出会わないでしょうねw 同メーカーのTK12がもっとキラキラしているとの口コミもありますが、私はこの音でも十分キラキラしてるなと感じました。
ただし万人受けする音かと言われると、やはり音の刺さりが激しい時もあるのでそうではないとは思いましたね。私は好きですが、合わない人もいそうなので★4.5としました。
外観デザインに関しては特に言うことは無いですね。とりあえず包装されていればOKと思いました。
今回のレビューいかがでしたでしょうか。ハイブリッド型のイヤホンが手持ちで増えてきたので今後全機種比較レビューなんかもしてみたいですね。
では今回はこの辺で失礼します。次回にお会いしましょう♪
最後に
MusicMaker TK13を販売している「WTSUN Audio」さんから、特別に「MusicMaker TK13」が15パーセントオフになるクーポンコードを頂いております。こちらのコードを利用する場合は9775円になるので大分お得だと思います!!もし購入される方は是非活用して下さい♪
クーポンコードは「EASY1313」です。利用期間は2016年9月30日24時までとなりますので、ご注意を。
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