1more「Piston Classic」 簡易レビュー
Amazonマーケットプレイスの「ZhengNan」からモニター提供して頂きました。ここでは2900円で販売中。(画像はaudio-technicaのSOLIDBASSのイヤーピースを着用)
[音のバランス]
低域(ベース、ドラムバスなど)
★★★★
中域(ボーカル、ピアノなど主要な音)
★★★☆
高域(シンバル、ハイハットなど)
★★★
[音の評価]★★★★☆
◆試聴環境
使用DAP(デジタルオーディオプレーヤー)はiphone4sやXperiaZ3のスマホを使用します。理由としては今現時点で音楽を聞く人が何で聞くかと考えた時、スマホが一般的だと思ったからです。
◆試聴曲
試聴曲は主に「heavenly blue/Kalafina」「Karma/Lia」「Roots/UVERworld」「RAY/BUMP OF CHICKEN」「ピアノ協奏曲第2番/ラフマニノフ」「You've Got 2 Get Me/Sota Fujimori」「桜花抄/天門」を使用しました。
※エージングは50時間をかけています。
音の傾向は軽めのドンシャリ系で、バランスの取れた聞きやすい音色。音に閉塞感を感じることなく、メリハリの聞いたサウンドをずっと聞いてられるような印象。ただ人によっては特徴があまりない無難なイヤホンだと感じるかもしれない。リスニング向きなイヤホンだと思いました。Piston2の復刻版である今回の機種ですが、Piston2の大きな特徴である低域は無くなったと思ったほうが良いですね。
低域はベースのボーンやドラムのドンドンとした音の量感を感じる程度にやや強く聞こえますが、そこまで主張している様子はなく聞きやすいです。
中域は低域に負けず、ボーカルやピアノ、ギターなどの音がきらびやかに鳴っていると思います。
高域は低中域より目立っていないですが、きちんと聞こえます。後ろで音楽を支えているように鳴っています。篭っていたりせず、シンバルの細かい音の表現まで拾っているように感じます。
サ行はあまり刺さらず、聞き疲れも無いです。どの曲も無難にメリハリのある感じに鳴らしてくれているので、音楽全般を聞く人にはとてもオススメです♪
解像度は価格から考えると高めに感じますが、曲によっては音数が増えると、楽器の音がやや平坦気味(のっぺり?)に感じるかもしれません。音数が少ないピアノやアコースティックギターなどの中高域中心ならば、透き通った音で解像度の高さを実感できる。各音も価格にしては細かいところまで聞こえるので分離も良いと思いました。
このイヤホンでちょっと気になったのはタッチノイズと音漏れですね。なので聞く際はシェアがけをしたり、電車で聞くときは音量をやや下げるなどの工夫が求められると思います。
全体として、今回もまた価格からは考えられないくらい素晴らしい出来のイヤホンですね。ただ音に特徴が強くあるイヤホンではないので、個性的な音を求めている人には物足りないかもしれません。付属イヤホンのステップアップや、リスニング向けのずっと聞いてられるようなイヤホンが欲しい方は検討するイヤホンの1つにしても良いのでは無いでしょうか。
★デザインから音までしっかりとレビューしました♪(こちらの記事推奨!!)
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