音の広がりが素晴らしいインナーイヤー型イヤホン!Auglamour「RX-1[AG-RX1]」 レビュー(音の変化、使用感など)
皆さんこんにちわ!本日は以前の記事「Auglamour RX-1[AG-RX1]が届きました♪(開封写真、初視聴の感想など)」の続きとして、エージングをかけた後の音の変化や使用感、他機種との比較、気になった点を書いていきたいと思いますよ♪
なお、前回の記事を見ていない方はこちらを見てからこの記事を見ることを推奨します。外観周りなども載っているので、是非とも見てもらえたらと思います。
この記事では外観の写真などを載せることは無いです。今までレビューする時は一緒に載せていたのですが、今回は前回の記事で載せているのでwこれからはこういうスタイルが増えるかもしれませんが、どうかご理解ください。
ではまず音の方を見てみましょう。
[音のバランス]
低域(ベース、ドラムバスなど)
★★☆
中域(ボーカル、ピアノなど主要な音)
★★★★
高域(シンバル、ハイハットなど)
★★★★
[音の評価]★★★★★
◆試聴環境
DAP(デジタルオーディオプレーヤー)はiphone4sやXperiaZ3のスマホを主に使用します。
◆試聴曲
試聴曲は主に「believe/Kalafina」「Karma/Lia」「Roots/UVERworld」「RAY/BUMP OF CHICKEN」「ピアノ協奏曲第2番/ラフマニノフ」「You've Got 2 Get Me/Sota Fujimori」「桜花抄/天門」を使用しました。
◆リファレンスのイヤホン(基準となるイヤホン)
このブログのリファレンスイヤホンはApple社のEarpodsを使用してます。このイヤホンと聴き比べした上で、音の感想を述べてます。
※エージング(音楽を鳴らし込むこと)は100時間をかけています。
音の傾向は同じくフラット~軽いカマボコで、金属的な鳴り方にややキレが増した印象を受けましたね。キレが増したと言っても刺さる音に鳴ったではなく、シンバルなどの高域の音がエージング前だとやや刺さるかな?と思う所もありましたが、それが鮮明になってきちんと一音一音バランス良く聞こえるようになってきたということです。
また、一番の大きな変化の特徴として「音の広がり」が更に広がった印象を受けました。ボーカルのビブラート(声の最後で音を同じ高さで伸ばし続けること)なども音が聞こえる長さが長かったり、各楽器の音の響きも奥の奥まで響いてるように感じましたね。空間表現がとても上手いと思いました♪ 前回の記事に書きましたが、音量は1段階あげると音場を感じやすくなると思うので、普段音量を小さめにしている人は上げることをお勧めしますね(*´ω`*)
中高域の響きにも拍車がかかったような印象を受けました。先程述べた金属的な鳴り方にキレが増したと書いたように、響き方がより3Dになってきた感じですね。「believe/Kalafina」などを聞いてみると、曲冒頭で流れるツリーチャイムやバイオリン、シンセサイザーの音がより鮮明に自然な広がり方で奏でてくれます。
そして低域ですが、量はそこまで変わらず少ないものの、音の広がりが増したおかげで量感は増えましたね。低域の奥の奥の音まで聞こえてきます。なので「低域が少なすぎる!」とはならないと思います。もし少ないと感じる方は、付属のイヤーパッドをつけることで低域が少し増すので、ぜひ付けてもらえたらと思います。ただし、全体的に音がやや太くなりますね。これはこれで有りだと思います♪お好みで調整してもらえたら良いですね。
解像度(クリアさ)に関しては変わってないと思います。中高域の響きが増したので、上がったように感じるかもしれませんが、全体的には変わってないです。
このイヤホンに合うジャンルとしては、前回の記事と変りなく「Karma/Lia」の女性ボーカル中心な曲や「桜花抄/天門」のピアノや金管系の楽器主体の音楽にとても合います。
逆に合わない曲も同じく低音主体のロックやダンスミュージックですね。本当はもっと激しい音楽なのにこのイヤホンで聞くと軽い音楽に聞こえてきます。楽しく聞くという意味では、このイヤホンでは不釣り合いかもしれません。低域はイヤーパッドを装着することでやや強くなりますが、それでも低い方です。EarPodsよりも低かったでね・・・そこがこのイヤホンの欠点でもあり、良い点でもあるのですがw
[装着感・音漏れなど]
装着感は、きちんと耳に置いてハマればフィットすると思います。前回の記事ではイヤーパッドをつけないとポロポロと落ちると言いましたが、適切な場所を見つければ落ちないと思います。
音漏れはインナーイヤー型なので諦めて下さい・・・iphoneの音量で4~5割程度ならば、まあ大丈夫でしょう。
遮音性も・・・同じくです。
タッチノイズはイヤーパッドをつけるとややありますね。付けなければ皆無です。
[気になった点]
◯シルバー色の白色ケーブルだと汚れが目立つ
今回私はシルバーを選んだのですが、ケーブルの色が白なんですね。そして素材もゴム製で摩擦も結構あるので、汚れがつきやすいです。なので、もしケーブルの汚れや目立つのが嫌な方はシルバー以外のグレイやゴールドを選ぶことをお勧めします♪
◯DAPをプラグから抜くとき、プラグ部分の金属が外れてしまう
RX1のプラグは他のイヤホンと比べると高級感があり、とても良いとは思います。しかしプラグから抜くというよりかは右に回すとネジが回って写真のような状況になります・・・
中がむき出しになりますねwさすが中華クォリティと思いました( ゚д゚ )まぁもう慣れましたけどね。自作する人にとっては歓喜?なのかもしれませんが。
[全体評価]★★★★★
全体として、音の広がりや中高域の綺羅びやかさ重視のイヤホンを求める人にとってはまさにベストバイなイヤホンだと思いましたね。外観デザインに関してはプラグの件やケーブルの汚れやすさなど気になる点はあるものの、金属製で高級感があり、つくりもしっかりしているので大体の人は満足するのではと思います。付属イヤホンのステップアップや、コンサートなどの生の臨場感を味わいたい人、綺羅びやかな音をただただ味わいたい人には特にオススメできるイヤホンの一つではないでしょうか。ただし、激しい音をお望みの方にはオススメはしないですね( ゚д゚ )
最後に他機種との比較を簡単に書きたいと思います。と言っても所持しているインナーイヤーは低価格のものしか無いのですがwもっと同価格帯のインナーイヤーや高級機も今後手に入れていきたいですね♪
APPLE/EarPods
◯Podsは全体的に音が遠く感じる。RX1の方は音が近い。
◯低域がやや強めなので、音楽的な楽しさならPodsの方が良い。音の広がりや艶やかさならRX1。RX1の方が軽快に鳴っている印象。
◯高域の表現がRX1の方に軍配があがる。シンバルの音がPodsだとやや潰れがちだが、RX1は破綻なし。
◯解像度はRX1の方がやや上。音の分離もやや上。
Venture Erectronics/VE MONK(旧)
◯低域はMONKの方が上。しかし音の傾向はRX1と似ている。PodsとMONKではPodsの方が低域が上。
◯明瞭さではMONKの方に軍配があがる。大分明るめの音色だが、RX1は暗めな印象。
◯RX1は空間や音場を重視しており、イヤーパッドをつけることで音に重みを感じられる。ボーカルのビブラートの響きが長く聞こえる。
◯MONKは明瞭さや解像度重視。RX1の方が解像度ではやや劣る。
箇条書きで簡単に書いたものなので参考になるか分かりませんが、少しでも参考になったのなら嬉しい限りです。
今回はRX1のレビューをしましたがいかがでしたでしょうか。今回もAG-R8と同じく日本で販売されたら爆発的に売れる機種の一つにはなると思いました。eイヤホンさんで近々販売されるかもしれませんね。
では、今回はこの辺で!AG-RX1のレビューでした(*´∀`*)
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