SENFER「Senfer UE」 簡易レビュー
Aliexpressの「Easy Earphones & Headphones Co'ltd」でケーブル付きのBlueを購入。ここでは25ドルで販売中。
mmcx端子リケーブル対応モデルのイヤホンはUE900s以来となりますね。名前にUEと入っているからにはUE900sを意識しているのでしょうか。形もなんとなく似ていると思います。
今回は音や装着感だけに特化した簡易レビューとなります。
使用DAP(デジタルオーディオプレーヤー)はiphone4sやXperiaZ3のスマホを使用します。理由としては今現時点で音楽を聞く人が何で聞くかと考えた時、スマホが一般的だと思ったからです。
音の方はエージングに50時間かけたあとに評価をしてます。★は5段階評価です。☆は星半分という意味で使います。
あくまでも個人的な感想なので、ご参考程度に見るようにして下さい。私のレビューだけで判断せず、他のレビューしている人の感想も見ることをオススメします。
[音のバランス]
低域(ベース、ドラムバスなど)
★★☆
中域(ボーカル、ピアノなど主要な音)
★★★★
高域(シンバル、ハイハットなど)
★★★☆
[音の評価]★★★★☆
試聴曲は主に「heavenly blue/Kalafina」「Enigmatic Feeling/凛として時雨」「ピアノ協奏曲第2番/ラフマニノフ」「You've Got 2 Get Me/Sota Fujimori」「桜花抄/天門」を使用しました。
音の傾向はカマボコ系で、中高域からキラキラとした音を奏でている印象ですね。解像度も思った以上に高く、音の分離も細かいです。かといって濃厚な音なのかといえばそうではなく、意外と軽い音に感じますね。矛盾してるかもしれませんがw
一言でこのイヤホンを表すなら「どんな音楽もキラキラとアッサリに仕上げてくれるイヤホン」でしょうか。他の人のレビューを見ると無難な音だと言ってる人もいたので、無難なイヤホンともいえますかね。
ロックではボーカルやシンバルの音がよく響いていて、時折刺さると感じるくらいキラキラとしています。低域のベースやドラムバスの音は少し抑えめになっており、物足りないかなと思うこともありますが必要十分だと感じます。なので強い音圧やドンシャリ系がお好みの方には、このイヤホンはオススメできないです。
サ行の音は結構刺さりますね。曲によってはドラムのタムやシンバルの音も刺さると感じることも多いです。また、音数が増えると音が破綻していると感じる部分もありますね。なのでソロ系の音楽やインスト系で大人しい曲に合うと思いました。
[その他]
装着感は良い感じですね。イヤーピースさえちゃんと合うものを使用すればフィットすると思います。私は付属のシリコンLサイズでフィットしました。基本的にAG-R8と同じく大きめのイヤーピースを使わないとフィットしなさそうです。また、イヤホン軸も他社製イヤホンとほぼ同じ太さなのでソニーのハイブリッドイヤーピースなども扱えます。
遮音性は普通のカナル型ほぼ同等ですね。多少外の音が聞こえなくなる程度です。音漏れはiphoneの音量で言うと5~6割程度、XperiaZ3なら7~8割なら大丈夫だと思います。
[総合評価]★★★★☆
音のレベルは相当高く感じます。装着感も良く本当は★5をあげたいのですが、音の刺さりやキラキラした音に少しバランスが破綻しているかなと感じたこと、音数が増えると破綻している点もあることから★4.5とします。もしかしたら中華イヤホン特有の不良機種に当ってしまった可能性もありますけどね。
それと私はこのイヤホンと相性が悪いのか、試聴して10分程度で耳がむず痒くなってしまいます。他のイヤホンではそんなことは無いのですがね・・・
何はともあれ、持っている人たちは気に入っている人も多いので、おすすめの機種なのは間違いないです。解像度や音の分離は特筆ものなので、気になった方は是非とも購入されてみてはと思います( ´∀`)
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