デザインが個性的なイヤホン! Xiaomi「Piston Air 4.0 Capsule」レビュー
今回は毎回素晴らしいイヤホンを出している「Xiaomi」社の新作イヤホンをレビューします!!昨日の記事のように長くはならないと思うので、気軽に読めるのではと思います。
今回はAliexpressの「Easy Earphones & Headphones Co'ltd」で購入しました。購入してから約2週間で届きましたね。このお店は中華イヤホンを扱うお店の中でも最良店ですので、輸入しようと思ってる方は是非ともこのお店を利用して下さい。
Aliexpressでの購入方法はこちらのサイトが参考になります。
もし輸入に抵抗のある方は日本のAmazonでも販売しているお店はあります。下にリンクを載せておきます。
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Xiaomiは知っている方は知っていると思いますが、元々スマートフォンを製造する企業で、別名中国のアップルと言われるくらい業績を伸ばしてきた企業です!
そしてその会社で販売されているのがこの「Piston」と言われているイヤホンシリーズで、デザインもカッコよくて音も良いのに安いことが大きな特徴です。Pistonシリーズの中でも特に「Piston2」というイヤホンはネット上で大分騒ぎになるくらいだったのが記憶に新しいですね。残念ながらもう廃番となってるのが本当に惜しいです。ただ、今現在では1more社が「Piston Classic」というPiston2と瓜二つなデザインのイヤホンを販売しているので、気になる方はこちらを買っても良いと思います。ただ、音は大分別物のようですが・・・私も簡単にレビューしてるのでよろしければ見てみて下さいね♪個人的にはバランスの取れたドンシャリとしてはオススメできるイヤホンです!
で、今回はそのPistonシリーズ新作の「Piston Air 4.0 Capsule」を買ったわけですが、今までのPistonと比べると大分異色なデザインですねwトップ画の写真を見てもらえればわかりますがΣ(゚Д゚)
ではそのデザインから見ていきましょう。
[外観デザイン]★★★☆
パッケージはPistonシリーズでは馴染みの四角いパッケージでしっかりとしてます。
イヤホン本体はこんな感じで収まってます。
付属品は説明書と取付方法の紙入っている感じですね。ここでお気づきのかたもいると思いますが、今回のイヤホンはなんとカナル型にして、イヤーピース部が交換不可という斬新なものとなってます。
イヤホン全体図です。ハウジングは半透明な柔らかい素材で覆われている感じですね。ケーブルはゴム製でやや癖のつきやすいものとなってます。
リモコンマイク部です。こちらは右側に付いていてい、3ボタンで操作するタイプですね。プラスチック製で、今までのPistonシリーズと比べると高級感はあまり感じられないです。
分岐部とジャック部になります。こちらもゴム製です。
外観デザインをまとめると、パッケージはよく出来てると思いますが、今までのpistonシリーズと比べると金属感にかけており高級感はあまり感じられないですね。また、イヤホン本体のハウジング部は丸っこいややブヨブヨしたものとなっていて個性的なものと思いました。
そして、ここは大分マイナスな印象が強いのですがカナル型なのにイヤーピースの交換が出来ない点ですね。既にカナル型のサイズで言うとSサイズ相当のイヤーピースが付けられており、それ以外に変えることが出来ません。これはちょっと・・・と思いました(・・;人によってはイヤーピースが小さくてきちんとはめることが出来ないかもしれません。
では肝心の音へ参りましょうー
[音のバランス]
低域(ベース、ドラムバスなど)
★★★☆
中域(ボーカル、ピアノなど主要な音)
★★★★
高域(シンバル、ハイハットなど)
★★★☆
[音の評価]★★☆
◆試聴環境
DAP(デジタルオーディオプレーヤー)はiphone4sやXperiaZ3のスマホを主に使用します。
◆試聴曲
試聴曲は主に「believe/Kalafina」「Karma/Lia」「Roots/UVERworld」「RAY/BUMP OF CHICKEN」「ピアノ協奏曲第2番/ラフマニノフ」「You've Got 2 Get Me/Sota Fujimori」「桜花抄/天門」を使用しました。
◆リファレンスのイヤホン(基準となるイヤホン)
このブログのリファレンスイヤホンはApple社のEarpodsを使用してます。このイヤホンと聴き比べした上で、音の感想を述べてます。
※エージング(音楽を鳴らし込むこと)は50時間をかけています。
音の傾向としてはキラキラとした中高域寄りの軽いカマボコ系ですね♪音は奥の奥まで聞こえており、音もバラバラに聞こえてきます。「桜花抄/天門」を聞くと、ピアノの温かい音色とツリーチャイム(金属の棒が沢山垂れ下がっている楽器)のキラキラ感が相まって、穏やかな気持にさせてくれますね。楽器数が少なくボーカル無しの曲でこのイヤホンは本領を発揮すると感じました。
しかし、音数が増えたりボーカルが入ったりすると残念ながら一枚フィルターがかかっているように篭った音になっていますね・・・「Karma/Lia」のような女性ボーカル主体で楽器数も少ないものならまだ良いのですが、「Roots/UVERworld」のような音数が多い曲となると、ボーカルも篭ってしまい、ベースなどの低域が全体の音を曇らせてしまっている印象を受けました。シンバルや中域のある一定の音は曇らずに綺麗に鳴ってくれるのですけどw
音場はカナル型にしては広く感じます。ここはイヤホンの名前にもある「Air」のように開放感のある感じで音も気持ち良く抜けていきますね♪
解像度(クリアさ)に関しては、曲によってはやや高めに感じるのですが音数が増えると篭ってしまうので低く感じると思います。
このイヤホンに合う曲は音数が少なく大人しめなインスト系やソロピアノなどの曲だと思います。それ以外にはめっきり合う曲が無いですね・・・
[装着感・音漏れなど]
装着感ですが、あくまでも私の場合はしっかりとフィットしました。調度良くすっぽり収まるので、つけてる感覚はすぐ無くなりますね。ただ、先に述べたように人によっては全然フィットしないこともあると思います。
音漏れはそこまで漏れはしないと思います。このイヤホンはやや音量が取りづらいので、iphoneの音量で6~7割程度ならば音漏れする心配は無いでしょう。
遮音性はそれなりですね。あまり期待しないほうが良いと思います。
タッチノイズはそれほど感じませんね。これも人によって異なると思います。
[全体評価]★★☆
全体として、デザインとしても斬新で個性的なので気にいる方もいるとは思いますが、カナル型にしてイヤーピースの交換が不可な点と、大体の曲は篭りがちに聞こえてしまう点などを考慮すると、あまりよろしくないと思いました・・・「私はこのデザインも好みで、インスト系や大人しいのしか聞かない」という方には是非ともオススメできますが、少なくとも一般の人には勧められないイヤホンです。期待のPistonシリーズだっただけに残念ですΣ(゚Д゚)
ただ、私自身イヤホンを色々と聞いてきていて篭っていると感じたので、あまりイヤホンに興味がない人がこれを聞くと良い音に感じる人もいるかもしれません。ここから先は個人差ですね・・・
Xiaomi製のイヤホンにはハズレは無いと思ってましたが、あるものなのですね・・・今回は個人的にハズレでした。しかし斬新なデザインにチャレンジしたことは好感が持てますし、これからもXiaomiのPistonシリーズが出たら入手していきたいと思いました。期待してますよ!!Xiaomiさん、1moreさん!!
では今回はこの辺で(*´∀`*)何かご質問等や感想等をコメントに書いていただけると嬉しいです。ありがとうございましたm(__)m