DZAT「DR-10」 レビュー
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今回は3999円での評価です。
[デザイン]★★★★☆
パッケージデザインはDR-05と同じく白を基調としたデザインになっていて、高級感溢れるものとなってます。VJJBを始めとして、最近の中華イヤホンではこういったパッケージが多くなってきてます。Appleのパッケージデザインをイメージしてるように感じます。
本体のデザインは全体的にプラスチックで黒を基調としたものになってます。DR-10にはブラックの他にもシルバーもあるそうですね。プラスチックとはいっても、きちんと作りはしっかりとしており高級感は多少感じられますね。また、イヤホン本体には背面に低音を調整できるダイヤルがついているのが大きな特徴です。これはMUIXのIX1000と同じくダイヤルを回すことで開放穴を調整でき、開けることで低音が少なくなり、閉まることで低音が多くなるのだと思います。調整は左からB(BASS)、M(Mid)、H(High)に位置を移動して音の調整を行います。
分岐部分やプラグもプラスチック仕上げになっています。ケーブルはきしめんになっており断線しにくいのでとても良いですね♪
付属品はイヤホン本体、説明書、イヤーピース(シリコン製<S,M,L>、コンプライもどき)、イヤホンを入れる袋が入っていました。イヤーピースが密閉された袋の中に入っているのには驚きましたねw
[音のバランス]
このイヤホンはイヤホンの背面に低音を調整できるダイヤルが搭載されています。ここでの音のバランスはMidの場合とします。
◆シリコン製イヤーピース
[音の評価]★★★☆(条件付きで★★★★)
試聴曲は主に「heavenly blue/Kalafina」「多数決/amazarashi」「ピアノ協奏曲第2番/ラフマニノフ」「You've Got 2 Get Me/Sota Fujimori」を使用しました。
音の傾向はシリコン系イヤピだと中高音を中心としたカマボコ系で、キラキラとした流水のような音が特徴。カマボコ系に相応しく、中高音にフォーカスが合わされており、女性ボーカルや金属系の楽器が得意なように感じます。しかし曲によっては音が刺さったり超高音部分が若干潰れている点などが目立ちますね。なので聞き疲れもあります。また、低音ですが最初聞いた時は無い!?と感じましたけど、聴き続けていくと多少は感じられるようになりました。ドラムバスのボンボンやベースの量感は感じられますが、主張している感じはあまり無いですね。あくまでも中高域の響きを楽しむために使うのなら良いかなと思いました。
※追記
他のレビューを見ると低域が効いているらしいので、もしかして付属のイヤーピースだと私には合わなかった可能性があると思い色々とイヤーピースを試したら、SOLIDBASSのSサイズでフィットしましたwちゃんと低域も出て軽いドンシャリ系に感じますね・・・
一方、付属してくるコンプライもどきの方になるとドンシャリ系の音色に変わりますwこれには驚きました。シリコン系イヤピでは主張しなかった低音がブリブリと出るようになり、やかましいと感じるくらい出ます( ゚д゚)なんだか耳にタックルされてるような固い低音です。そして中高域は響きが若干減り、なんともマイルドな音色に変わりました。音の刺さりも少なくなり、私はこちらの方が好みですね♪こちらの音なら★4で評価してもいいと思いました。しかし低域の音が強いので聞き疲れる感じもあります。
ちなみにイヤホンの背面にある低音を調整するダイヤルですが、私はそこまで変化を感じることが出来ませんでした・・・Bにすると多少低域が増えた?ような気がするし、Hにすると低域が減った?かな?と思う程度ですね。他でレビューしているつめきりさんは曲によっては変化を感じることが出来るものと出来ないものの差が激しいと言ってましたね。
解像度は価格帯を考えると相応で、分離もそれなりに感じました。
合うジャンルとしては、シリコン系イヤーピースなら女性ボーカルやギターなどの中高域が中心の音楽、コンプライもどきならロックやダンスミュージックなどの低域が中心の音楽ですかね。
[その他]
装着感は概ねフィットして良いと感じる程度です。イヤホンがちょっと服で擦れると引っ張られて抜けることもありましたけどねw装着してから10分程度でつけている感覚は無くなります。
遮音性は普通のカナル型と比べると少し高いです。これは電車での使用などでは助かりますね。
[総合評価]★★★★
まとめると断線しにくいきしめんケーブルや開放穴を調整するダイヤルのギミックなどのデザインにとても魅力が映るイヤホンですね。音のほうは中高域の綺羅びやかさと、イヤーピースが上手くハマった時の低域に魅力を感じるかどうかが鍵になりそうです。それなりに良い音だとは思いますが、私は残念ながら合わなかったです。
低域のダイヤルのギミックに面白さを感じる人や音の変化を楽しみたい人は手にとって見ても良いのではないでしょうか( ´∀`)